【Netflixおすすめドラマ】オザークへようこそseason3は肝の据わった女の戦いが最高に面白い

Netflixオリジナルドラマのオザークseason3を見たので、ネタバレなしの感想・評価をする。Season3は一言で表すと肝の据わった女の戦いだ。とにかく見てない人はseason1から是非見てほしい作品だ。作品の構成、話の進み方、演出、役者の演技までどれも素晴らしい。

ちなみにシーズン3は、1話約60前後、全10話で構成されている。一気見してしまう面白さだ。

あらすじ

財務顧問の父に連れられ、一家はシカゴからミズーリ州オザークへ。麻薬組織のボスの怒りを鎮めるため、父はここで、5年間で5億ドルの資金洗浄を行うのだ。

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予告編

女性キャラがメインのシーズン3

何と言ってもシーズン3の主人公はウェンディーだ。シーズン2と比べるとハードボイルド化して、イケイケなのだ。それにカルテル組織のヘレンとの泥沼化する関係も注目してほしい。また、シーズン1でとても力を持っていたダーリーン。彼女も裏で自分が返り咲くタイミングをしっかりと見て準備していく様子も見どころだ。また、カジノで働くルース、バード夫妻のカウンセラーのスー、FBIのマヤなど女性キャラクターメインでシーズン3は進む。

Breaking Badに並ぶ面白さ

個人的に今まで様々なドラマを見てきたが、Breaking Badが最高傑作だと思っている。しかし、今回のオザークへようこそ(season1,2も含む)は、Breaking Badに並ぶ面白さだと思う。両作品ともドラッグ、カルテル、など共通点も多いが、オザークへようこそが違う点は、静かに進む感じな点だ。バイオレンスや衝撃的なカットが沢山あるわけではないが、たまにこのようなカットやシーンが全体のスパイスになっていることは間違いない。オザークへようこそは、登場人物の魅力と物語の進み方が本当に素晴らしい。2019年度エミー賞にノミネートされることだけはある。(※シーズン2がノミネートされた)

登場人物のキャラクターがほぼ全員ぶっ飛んでる

シーズン1と2の主人公はマーティ役のジェイソン・ベイトマン。オザークへようこそでは、いくつかのエピソードの監督も彼が行なっている。とても才能ある人物だ。そのマーティは、いつも冷静なキャラクター。この冷静なキャラクターは彼のみ。マーティーの妻ウェンディーがハードボイルド化。自分の家族にある決断をするのだが、それもぶっ飛んでる。また、ウェンディーの弟が登場する。彼もまたメンタルが壊れているので、行動することが全てぶっ飛んでる。その他登場するダーリーン、スー、ワイアット、警官、みんなぶっ飛んでるので、見ると本当に面白い。

役者の演技力がハンパない

キチガイと簡単に書いているが、各キャラクターの設定は複雑なので本当に難しいと思う。しかし、演じる役者の演技力がハンパないので、何も違和感なくイッキ見できる。特に今回一番難しいキャラだったのが、ウェンディの弟ベン。その難しい役をトム・ペルフリーがとてもうまく表現していたのがとても印象的だった。もちろん2019年のエミー賞授賞したルース役のジュリア・ガーナーはもちろんうまい。ハードボイルド化したウェンディーを演じたローラ・リニーもよかった。また、カルテルボスのナバロを演じたフェリックス・ソリスも風格がとてもあってよかった。キチガイのダーリーンを演じたリサ・エメリーも非常によかった。

9話が神回

全て面白いお話だが、神回なのが、9話だ。ストーリーの展開が一気に加速する。ウェンディー、ベン、ヘレン、ルースが起こす行動を見逃さないでほしい。

season4にも期待

予想できてしまったが、最終10話の終わり方が個人的にとても好きだった。まだまだ、回収されてないであろう伏線もあると思うので、次のシーズンも期待している。特に期待するのが、ダーリーン、ワイアット、ルースの3人の展開だ。

吹き替えはイマイチ

吹き替えでも見たが、マーティー役の郷田ほづみ、ウェンディ役のみやかわ香月は納得の配役だと思ったが、その他が全然ダメだった。特にジョナ役の花田麻実子は下手くそすぎ。なので、是非字幕版で見てほしいと思う。

音楽のチョイスがイケてる

音楽のチョイスがとてもイケてるのだ。90年代のヒップ・ホップの選曲がよかった。Wu Tang Clan, Eric B & Rakim。その他RADIOHEADなどの楽曲がチョイスされている。

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