Netflixオリジナルドラマのノット・オーケー(原題:I Am Not Okay With This)を見ただろうか。このノット・オーケーは全7話、1話約30分で構成されている。以前から気になっていたので早速見た。
あらすじ
居心地悪い高校生活、家庭の事情、親友への報われない片思い。落ち込んでばかりのシドニーは突然謎の超能力に目覚め、思春期の悩みはますます複雑になるばかり。
予告編
「ストレンジャー・シングス」と「このサイテーな世界の終わり」を足して割った感じ
ティーン向けのヒューマンドラマだが、30代のおっさんが見てもとても楽しめる内容だ。音楽、映像、演出は「ストレンジャー・シングス」を感じるテイストになっている。物語の構成、ストリー、キャラクターは「このサイテーな世界の終わり」を感じものになっている。ストレンジャー・シングスのプロデューサー陣と「このサイテーな世界の終わり」のジョナサン・エントウィッスル監督がタッグを組んで作成したので、この2つの作品が好きなら楽しめること間違いなしだ。
登場キャラクターがとても魅力的
主人公のシドニーというキャラクターがとても魅力的だ。普段から色々な悩みがあったが突然謎の超能力に目覚め、さらに人生が複雑になっていく。
役者がとても良い
これはアメリカのドラマを見て毎度感じることだが、「よくそんな役者さんを見つけられるなぁ〜」と感心させられる。特に主演のソフィア・リリス(シドニー役)の表情は絶妙だ。
その周りを固めるシドニーの初体験相手スタンリー役のワイヤット・オレフ、シドニーの親友ディナ役のソフィア・ブライアント、シドニーの母親役のキャサリン・ローズ・パーキンスはキャラクターにとてもマッチしている。ちなみにソフィア・リリスとワイヤット・オレフは「IT」(2017)でも共演している。
最終7話の終わり方がエグい
最終7話は衝撃の結末かつなんでそんな終わり方するか!となる終わり方。続きがとても気になる終わり方をしているのでシーズン2を作る予定なのかとても気になる所。現段階では正式発表はないので、是非ともシーズン2を作って欲しいと願うばかり。
原作のコミックはドラマ版と違う
ノット・オーケーはアメリカの作家チャールズ・フォースマンが書いた「I Am Not Okay With This」が原作だ。楽天ブックス(電子書籍)で探したら、320円だったので早速読んで見たが、ドラマ版と全く違った。とにかく全体的に暗いし、もう救いがないというのが感想だ。中学生レベルの英語がわかれば1時間程度で読み終えてしまう作品なので、気になる人は是非チェックしよう。
Flyという曲がとても良い
Apple Musicでノット・オーケーのサントラが配信されている。その中でも7曲目のFlyはとても良い曲なので是非、余韻に浸りながらサントラを聴いてみてはいかがだろうか。