シルヴェスター・スタローンやジェイソン・ステイサムをはじめ、映画史に名を刻むアクションレジェンドたちが一堂に会する筋肉と硝煙の超大作シリーズ第4弾『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(原題:Expend4bles)。
前作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』から約9年のインターバルを経てスクリーンへ帰還した本作は、シリーズの原点である「R15+指定の過激なバイオレンス描写と生身の肉弾戦」へ完全回帰を果たしました。長年チームを牽引してきたシルヴェスター・スタローン演じるバーニー・ロスから、相棒リー・クリスマスを演じるジェイソン・ステイサムへの「魂のリーダー継承」が描かれ、世界中のアクション映画ファンを熱狂の渦に巻き込みました。
さらに今作では、タイの至宝トニー・ジャーやインドネシアの超絶武術スターであるイコ・ウワイス、華やかさとタフさを兼ね備えたミーガン・フォックス、世界的ヒップホップスターの50セントなど、まさに「ニューブラッド(新しい血)」と呼ぶにふさわしい超豪華な新戦力が集結。舞台も陸・海・空を駆け巡り、後半には巨大貨物船を丸ごと舞台にしたノンストップのバトルが繰り広げられます。
本記事では、『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の詳しいストーリーあらすじ、見どころ、登場キャラクターと豪華キャスト、そして日本語吹き替え版の魅力や過去シリーズとの繋がりまで、3,000字オーバーの大ボリュームで徹底的に解説します!
1. 『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の基本スペック・作品概要
まずは、作品の基本情報や製作陣の布陣を整理しておきましょう。
| 項目 | 詳細データ |
|---|---|
| 邦題 | 『エクスペンダブルズ ニューブラッド』 |
| 原題 | Expend4bles |
| 監督 | スコット・ウォー(『ネイビーシールズ』『ニード・フォー・スピード』『プロジェクトX-トラクション』) |
| 原案・脚本 | スペンサー・コーエン、カート・ウィマー、タッド・ダガーハート |
| 製作 | ケヴィン・キング・テンプルトン、レス・ウェルドン、ヤリフ・ラーナー、ジェイソン・ステイサム |
| 映倫区分 | R15+(15歳以上対象) |
| 本編時間 | 約103分 |
| 主要キャスト | ジェイソン・ステイサム、シルヴェスター・スタローン、ミーガン・フォックス、50セント、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、アンディ・ガルシア、ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥア |
メガホンを取ったのは、スタントマン出身で現場のリアルなアクション演出に定評のあるスコット・ウォー監督。CGに頼りすぎない実写スタントと重量感あふれるミリタリー描写を融合させ、現代最高峰のハードボイルド・アクション映画に仕上げています。
2. 重厚なストーリーあらすじ(ネタバレなし)
国家や巨大組織が公に手を出せない極秘かつ危険な任務を裏で引き受け、自らを「消耗品(エクスペンダブルズ)」と自虐的に名乗る最強の傭兵軍団。
長きにわたり軍団を率いてきた絶対的リーダー、バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)のもとに、旧知の仲であるCIAの作戦担当官マーシュ(アンディ・ガルシア)から緊急の招集がかかります。ターゲットは、リビアの旧化学兵器工場を急襲し、大量破壊兵器である核爆弾の起爆装置を強奪した国際テロリスト組織のリーダー、ラフマト(イコ・ウワイス)。
ラフマトの背後には、かつてバーニーが過去の任務で取り逃がし、正体がいまだ謎に包まれている冷酷な黒幕「オセロット」の影が潜んでいました。オセロットの狙いは、強奪した核兵器をロシア領海内で爆発させ、アメリカとロシアの間で第三次世界大戦を引き起こすという狂気の計画でした。
事態の重大さを重く見たバーニーは、無二の親友でありナイフ投げの達人リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)、歴戦の猛者ガンナー(ドルフ・ラングレン)やトール・ロード(ランディ・クートゥア)に加え、重火器担当のイージー・デイ(50セント)やガランの息子ガロ(ジェイコブ・スキーピオ)ら新メンバーを招集。軍用輸送機に乗って灼熱のリビアへと急行します。
しかし、敵の周到な迎撃網とトラップにより作戦は予期せぬ大混乱に陥ります。激しい銃撃戦と装甲車チェイスの末、敵を追い詰めるチャンスを迎えたものの、クリスマスはある重大な決断を下したことで作戦全体に狂いを生じさせ、結果としてチームはリーダーのバーニーを失うという未曾有の悲劇に見舞われてしまいます。
作戦失敗の責任を問われ、軍団から追放処分を下されたクリスマス。一方、残されたエクスペンダブルズのメンバーは、クリスマスの元恋人であるCIA局員ジーナ(ミーガン・フォックス)を新たなリーダーに据え、核兵器を積んで航行する巨大貨物船への潜入ミッションへと向かいます。
仲間たちの危機を知ったクリスマスは、バーニーの旧友である元傭兵デーシャ(トニー・ジャー)の協力を得て、単身で敵の要塞と化した貨物船へと乗り込むことを決意。たった一人で数十人の武装兵を相手取る、命を懸けた孤独な奪還戦の火蓋が切って落とされます――。
3. 本作が熱狂を生んだ大きな見どころ徹底解説
前作までのファンを歓喜させ、新たなアクション映画の地平を切り拓いた注目ポイントを4つの視点から深掘りします。
① ジェイソン・ステイサムの圧倒的単独無双とCQC(近接格闘術)
本作の主軸は、名実ともにジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスです。
中盤以降の舞台となる巨大貨物船の内部では、ステイサムの十八番であるククリナイフを使った超高速の刺突・斬撃アクション、関節技と打撃を組み合わせた実戦的近接格闘術(CQC)、そして通路の障害物を活かしたアクロバティックな銃撃戦がノンストップで繰り広げられます。
バイクに乗ったまま貨物船のデッキを疾走し、敵の機銃座をなぎ倒していく豪快なスタントなど、「ステイサム映画の集大成」とも言えるキレ味抜群の無双シーンが連続します。
② アジア武術界の2大巨頭!トニー・ジャー vs イコ・ウワイスの参戦
本作最大のエポックメイキングな要素は、世界中のアクション映画ファンを驚嘆させてきたアジアの2大トップスターの起用です。
- トニー・ジャー(デーシャ役):『マッハ!!!!!!!!』で世界に衝撃を与えた驚異の身体能力は今作でも健在。短剣とムエタイの鋭利な肘打ち・膝蹴りを融合させた独自のファイトスタイルで、複数の武装兵を流れるように無力化していきます。
- イコ・ウワイス(ラフマト役):『ザ・レイド』で一世を風靡したインドネシアの伝統武術「シラット」を武器に、残虐非道なテロリストの首領を熱演。両手に構えたトンファー型のブレードを高速で回転させながら繰り出す斬撃は凶悪そのものです。
クライマックスで実現する「ジェイソン・ステイサム vs イコ・ウワイス」の1対1のタイマン勝負は、ハリウッドの重量感と東南アジアの超絶スピードが激突する、アクション映画史に残る屈指の名勝負となっています。
③ 原点回帰の「R15+指定」!容赦なきゴア描写と火薬の量
幅広いティーン層の動員を意識してPG-12指定に抑えられていた前作『3』に対し、本作は第1作・第2作が持っていた「ハードコアな過激さ」を完全に取り戻しました。
大口径ライフルによる着弾時の人体破壊、ナイフによる容赦のない急所攻撃、至近距離でのショットガン連射など、R15+指定ならではの生々しいバイオレンス表現が復活。さらに、CG合成を最小限に抑えた本物の火薬による大爆破スタントが連続し、近年のクリーンなアクション映画にはない「泥臭く野蛮な爽快感」を満喫できます。
④ ミーガン・フォックス演じる新リーダー・ジーナのタフな魅力
紅一点として参戦したミーガン・フォックスは、単なるお色気要員ではなく、屈強な男たちを束ねるCIAエージェント「ジーナ」として強烈な存在感を示しています。
映画冒頭で描かれるリー・クリスマスとの激しい肉弾戦による痴話喧嘩から、アサルトライフルやハンドガンを正確に撃ち分けるタクティカルな戦闘シーンまで、クールでタフな現代的ヒロイン像を見事に演じ切っています。
4. 登場人物&豪華キャスト一覧(日本語吹き替え声優つき)
スクリーンを彩る新旧の傭兵軍団と、日本洋画界を代表するレジェンド声優陣の組み合わせをまとめました。
| 役名 | 俳優(キャスト) | 日本語吹き替え声優 | キャラクター解説 |
|---|---|---|---|
| リー・クリスマス | ジェイソン・ステイサム | 山路和弘 | ナイフ投げの名手で元SAS隊員。バーニーの右腕から新リーダーへ。 |
| バーニー・ロス | シルヴェスター・スタローン | ささきいさお | エクスペンダブルズを結成した伝説の傭兵隊長。 |
| ジーナ | ミーガン・フォックス | 甲斐田裕子 | クリスマスの恋人でCIA局員。バーニー亡き後の臨時リーダー。 |
| デーシャ | トニー・ジャー | 浪川大輔 | バーニーの旧友でタイ在住の元傭兵。驚異的な体術の持ち主。 |
| ラフマト | イコ・ウワイス | 置鮎龍太郎 | 核起爆装置を強奪した冷酷無比なテロリスト組織の頭目。 |
| マーシュ | アンディ・ガルシア | 大塚芳忠 | バーニーに任務を依頼するCIAの作戦担当官。 |
| ガンナー・ヤンセン | ドルフ・ラングレン | 大塚明夫 | チーム古参のスナイパー。老眼と禁酒に悩みながらも射撃の腕は一流。 |
| トール・ロード | ランディ・クートゥア | 木下浩之 | 元レスラーの爆破スペシャリスト。耳の変形に強いこだわりを持つ。 |
| イージー・デイ | 50セント(カーティス・ジャクソン) | 伊藤健太郎 | チームに新加入した重火器と突入のスペシャリスト。 |
| ガロ | ジェイコブ・スキーピオ | 武内駿輔 | 前作で活躍したガラン(アントニオ・バンデラス)の陽気な息子。 |
| ラッシュ | レヴィ・トラン | 豊口めぐみ | 鞭と鎖を巧みに操るジーナの右腕的存在の女性戦士。 |
5. 日本語吹き替え版で観るべき理由
本作を鑑賞する際、強くおすすめしたいのが「日本語吹き替え版」での視聴です。
ジェイソン・ステイサム公認の専属声優である山路和弘さんの低く渋いハスキーボイスと、シルヴェスター・スタローンの声を半世紀近く演じ続けてきたささきいさおさんの重厚な響きは、長年洋画を愛してきたファンにとって最高の安心感と熱狂を与えてくれます。
さらに、大塚明夫さん、大塚芳忠さん、浪川大輔さん、置鮎龍太郎さん、甲斐田裕子さん、武内駿輔さんといった主役級の声優陣が一堂に会し、男たちの軽妙なブラックジョークや緊迫した戦場での怒号を臨場感たっぷりに演じ分けています。字幕を目で追う必要がない分、高速で展開するミリタリーアクションと格闘スタントに100%集中できるのも大きなメリットです。
6. 『エクスペンダブルズ』シリーズの進化と今後の展望
2010年に第1作が公開されて以来、『エクスペンダブルズ』シリーズは「往年のアクションスター大同窓会」として独自の地位を築いてきました。
- 第1作(2010年):スタローン、ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンが集結。生々しい肉体派アクションの復権を告げた記念碑的作品。
- 第2作(2012年):アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、チャック・ノリス、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが参戦したシリーズの最高到達点。
- 第3作(2014年):メル・ギブソン、ハリソン・フォード、アントニオ・バンデラス、ウェズリー・スナイプスらを迎え、世代交代のテーマに初挑戦。
- ニューブラッド(第4作):ステイサムを中心とした新たな布陣へ移行し、アジア武術を取り入れてアクションの質を劇的に近代化。
本作でリー・クリスマスへの世代交代が正式に果たされたことにより、今後はステイサムを中心とした新たなスピンオフや第5弾など、シリーズのさらなる継続と発展が期待されています。
7. まとめ:週末の夜を最高にスカッとさせる筋肉と硝煙のエンターテインメント!
映画『エクスペンダブルズ ニューブラッド』は、**「ジェイソン・ステイサムの圧倒的な無双劇」「トニー・ジャー&イコ・ウワイスの神懸かり的な武術」「原点回帰したR15+の過激なバイオレンス」**がこれでもかと詰め込まれた、理屈抜きの純度100%アクション映画です。
日々のストレスを吹き飛ばしたい夜に、ビールとポップコーンを用意して大音量で鑑賞するのにこれ以上ふさわしい作品はありません。消耗品軍団の熱き魂と進化した戦闘アクションを、ぜひご自宅のテレビや配信スクリーンで体感してみてください!
